酪農学園大学大学院 | 獣医学研究科・酪農学研究科

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食生産利用科学専攻 [博士課程]

食生産利用科学専攻 博士課程 (2023年11月現在)

植物資源生産学 教 授
薦田 優香
農作物や牧草などに感染するウイルスを主な研究対象とし、生化学的及び分子生物学的手法を用いて、植物とウイルスとの相互作用やウイルス感染・増殖機構の解明を目指す。
教 授
三枝 俊哉
寒地における資源循環型の持続的な草地管理および粗飼料生産技術の確立を目指す。
1.主要草種の生育特性解明
2.草地の草種構成制御
3.草地飼料畑の養分動態解明
教 授
澤本 卓治
土壌を中心とした物質循環を研究対象としており、具体的には土壌やふん尿処理過程から発生する温室効果ガスの動態や土壌中の養分の挙動について研究を行う。
教 授
園田 高広
アスパラガス病害の発生生態の解明及び病害抵抗性育種に関する研究に取り組んでいる。
教 授
星野 仏方
アフロ・ユーラシア地区における一次性生産力の変化の把握、及び家畜・ 野生動物の植物資源利用の解析と研究を行う。
教 授
保原 達
陸上生態系内の現象に潜む目に見えない仕組みや原因などについて、生物と環境双方の共通項である『物質』を頼りに分析・解明する。
教 授
森 志郎
植物バイオテクノロジーを利用して園芸植物における生殖隔離の克服に取り組む。また、寒冷地特産園芸植物の生理生態的特性を明らかにし、高品質栽培技術の確立を目指す。
教 授
義平 大樹
飼料作物(トウモロコシ、牧草、麦類)と食用作物(麦類、豆類)における多収と高品質を両立できる栽培技術の確立と、その乾物生産過程からみた要因解明について研究する。
教 授
我妻 尚広
圃場での雑草や生態系での野生植物の営みを分子生物学的な手法で明らかにし、それらの雑草や野生植物を生態遺伝学的視点に立って適切に利用管理する方法を研究する。
准教授
小八重 善裕
圃場における物質循環を作物栄養学の視点で捉え、栽培に生かす研究を行う。特に菌根などの共生システムを分子生物学的手法を用いて理解する。
動物資源生産学 教 授
天野 朋子
1.家畜における乳と肉の生産に関わる遺伝子の研究
2.家禽における卵と肉の生産に関わる遺伝子の研究
3.家畜と家禽の適切な管理に関わる抗病性や繁殖能力、気質などの形質を制御する遺伝子の研究
教 授
泉 賢一
ルーメン機能の適正化と高乳生産を両立する飼養管理技術について研究する。
1.ルーメン機能を適正に保つ炭水化物給与技術に関する研究
2.高泌乳牛群へのTMR資料設計および給与法に関する研究
3.高乳生産を実現する酪農生産システムの構築
教 授
今井 敬
1.ウシ体外受精胚における発生率向上および受胎性評価技術に関する研究
2.ウシ雌雄産み分け技術の高率化に関する研究
3.家畜胚の新しい生産技術の開発に関する研究
教 授
菊 佳男
1.牛の乳房炎の診断、治療および予防に関する研究
2.牛の乳房炎に対する抗菌薬治療の代替法に関する研究
教 授
小宮 道士
1.効率的な給餌のための自動化に関する研究
2.バイオディーゼル燃料の製造と物性および燃焼特性の解明
3.酪農場におけるエネルギー利用の実態と改善
教 授
佐藤 喜和
北海道を代表する野生動物であるヒグマを中心に、その生態を理解し、人間との軋轢を最小化するため、野外調査から室内実験、データ解析まで様々な手法を用いた研究を行う。
教 授
堂地 修
1.ウシ胚の効率的な生産方法の開発
2.ウシ卵子及び胚の超低温保存技術の開発
3.胚移植の受胎率向上と有効利用
4.高泌乳牛の繁殖生理の特性
5.牛の繁殖管理技術の向上
教 授
中谷 暢丈
環境中における生元素や有害物質の生物地球化学的循環過程の解明とその人的相互作用の評価、生物学的・化学的手法を用いた環境評価手法の開発に関する研究を展開する。
教 授
中辻 浩喜
土地利用型乳肉生産システムを土-草-家畜を巡る物質循環として捉え、家畜生産性および土地生産性に及ぼす要因の解明と土地利用方式まで含めた生産システムの構築を目指す。
教 授
森田 茂
家畜の動作・活動(採食行動、休息行動、人に対する反応)を解析するとともに、家畜の社会行動から家畜同士の関係を把握することで家畜の習性に配慮し、洗練化された飼養管理技術の構築を目指す。
准教授
増田 豊
家畜の経済諸形質を遺伝的に改善するための手法について研究する。
1.遺伝的能力予測のための統計モデルの構築
2.ゲノム情報等を用いた育種技法
3.データ解析のためのソフトウエアの開発
教 授
馬場 賢治
気象学や気候学、海洋学を中心として、それらに関係する様々な分野の研究を行ってい る。観測やシミュレーション解析によるデータを利用して、現実と理論の双方から場の理解や解明を目指す。
教 授
山田 弘司
人と動物の関係学の研究として、アニマルセラピーや乗馬療法の効果、人とペットの関係調査、動物のストレス反応や性格・気質測定、動物園動物の展示と行動調査を行う。
教 授
山田 未知
豚や鶏におけるエコフィードの活用法や給与飼料が十分活用されるような飼養環境の改善について研究を行う。また、養豚においては効率的な子豚生産のために、その繁殖性改善のための研究も併せて行う。
教 授
吉田 磨
1.地球温暖化に関する国内外フィールド観測と国際精度分析
2.生物地球化学的物質循環と地球環境変化の解析
3.フィールド観測を用いた持続可能な農業・漁業・観光業創造
准教授
小川 健太
衛星、航空機、無人機からの計測(=リモートセンシング)、GIS、GPS等を用いた森林や農地のモニタリング、気候変動の予測、環境政策の立案等への情報活用に関する研究
准教授
原村 隆司
野生動物の行動や生態に関する研究を行っており、研究対象とする生物は、主として両生類または昆虫類の各種で、基礎的研究に重点をおいて調査する。
食資源開発利用学 教 授
小澤 修二
農業・家畜生産に関わる天然有機化合物を化学的立場から解明し、それらの応用や利用を図る。特に植物二次代謝産物の機能に着目した低・未利用有機物資源の有効化を検討す る。
教 授
阿部 茂
食品に新たな価値や機能性を付与する、又は生産性を向上する食品加工技 術の研究を行うとともに、技術の汎用性拡大を目的としたマーケティング調査を行う。
応用食品化学 ※未定
微生物利用学 ※未定
農業経営政策学 教 授
井上 誠司
地域農業のシステム化並びに地域農業振興計画の有効性に関する研究を行う。
教 授
尾𥔎 亨
食品流通の経営管理、主に青果物物流の経営管理に関し、既存研究の到達点を踏まえた課題設定と経済学理論に基づいた実証研究により、課題の構造論的解明の研究を行う。
教 授
日向 貴久
1.畜産経営における、経営管理・経営計画に関する研究
2.持続的な農業に向けた生産者の意思決定に関する研究
3.持続的な農業を推進するための社会条件に関する研究
教 授
吉野 宣彦
酪農専業地帯の農協の業務データ等をデータベースに構築し、逐次経営分析を可能にするプログラムを開発して研究に利用している。
1.酪農経営における収益性格差の要因
2.草地更新における経済効果の形成条件
3.放牧酪農における高収益の確保条件
教 授
相原 晴伴
米・青果物・牛乳・食肉・畑作物などの農畜産物・食料の販売・流通・需給、産地による有利販売のための戦略を研究する。
教 授
小糸 健太郎
1.酪農の生産性に関する研究
2.農家の技術選択に関する研究
3.食品廃棄物・副産物利用の現状とその利用に関する研究
食料経済学 准教授
正木 卓
食料・農業に関する法制度、ならびに農業経営・農業生産を支える法制度のあり方について研究を行う。
注)下線のある教員は、研究指導補助と講義のみ。